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この方たちをご存じですか? お名前に数字が入っていますよね。
詩人・作詞家として活躍、「青い山脈」「王将」などを作った“西條八十” 氏
昭和のアイドルで、実力もありながら結婚を機に引退した“山口百恵” さん
野球界のスーパースター、プロ野球オリックスから大リーグへ、
今はヤンキースで活躍中のイチローこと“鈴木一郎” 選手

さいじょう やそ 氏 やまぐち ももえ さん すずき いちろう 選手
日本語の数の数え方です。音読み・訓読みなどありますが、古来のやまと言葉の数え方をひとつ。
やまとことばで、一から十までは、
「ひい・ふう・みい・よう・いつ・むう・なな・やあ・ここ・とお」ですね。
数え方としては「ひとつ・ふたつ・みっつ・よっつ・・・・・とお」もありですね。
これ時々一部が普通の生活の中に顔を出すんですね。
1から10までを普通に「イチ、ニ、サン、・・・」と言ってください。
次に反対に10から1に降りてきてください「ジュウ、キュウ、ハチ、・・・」ですね。
さて、上がるときと下がるときで言い方の違うものがありませんでしたか?
そう、普通に数えたら2つあったと思います。「4」と「7」です。
上りが「イチ、ニイ、サン、シイ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュウ、ジュウ」。
下りが「ジュウ、キュウ、ハチ、なな、ロク、ゴ、よん、サン、ニイ、イチ」。
この「よん」と「なな」が「やまとことば」なんですね。「よん」は「よう」から転じたものですね。
普段は、小さい数字からがほとんどですので、そのときはきちんと漢語の音で規則正しくいきます。
しかし、あまり使わない大きい数字からの時は、ちらっと出るんですね。
さて、では「十一」のことを「やまとことば」では何というでしょうか?
また「二十」のことは何というでしょうか?
定説はないそうなんですが、紀貫之が女の振りをして書いたとされる「土佐日記」にヒントがありました。
「二十一日(ニジュウイチニチ)」を
「二十日(はつか)あまり一日(ひとひ)の日」などと表現しているところがあります。
これからすると「十一」は
「十(とお)あまり一(ひと)」となりそうですね。
「とおあまりひと」って聞いたことあります?
ということは「十二」から先は「とおあまり・ふたつ、とおあまり・みっつ、とおあまり・よっつ、
・・・とおあまり・ここのつ」となるわけですね。
また「二十」は他の文献でも「はた」というのは結構出てきます。
これは今でも「二十歳(はたち)」「二十日(はつか)」としてお目にかかるところですね。
「二十」「三十」「四十」から先については
「はた、みそ、よそ、いそ、むそ、・・・ここのそ」となるようですね。
「三十」も「三十路(みそじ)」「三十日(みそか)」として使われています。
ちなみに、個数・人数・日数の、古語と現代語は次の通りです。
数 語根 個数(-つ) 人数(-たり) 日数(-うか)
古語 = 現代語 古語 = 現代語 古語 = 現代語
1 ひと ひとつ ひとつ ひとり ひとり ひとひ ひとひ
2 ふた ふたつ ふたつ ふたり ふたり ふつか ふつか
3 み みつ みっつ みたり みったり みか みっか
4 よ よつ よっつ よたり よったり よか よっか
5 いつ いつつ いつつ いつたり いつたり いつか いつか
6 む むつ むっつ むたり むたり むゆか むいか
7 なな ななつ ななつ ななたり ななたり なぬか なのか
8 や やつ やっつ やたり やたり やうか ようか
9 ここの ここのつ ここのつ ここのたり ここのたり ここぬか ここのか
10 と とを とお とたり とたり とをか とおか
20 はた はたち はたち はたたり はたたり はつか はつか
30 みそ みそぢ みそじ みそたり みそたり みそか みそか
32 個 = みそぢ あまり ふたつ
32 日 = みそか あまり ふつか
32 年 = みそとせ あまり ふたとせ となります。
伊勢神宮の前を流れる川は、“五十鈴川”(いすずがわ)ですね。
大きな数字ですと「百、千、万」を「もも、ち、よろず」と言ったものがあります。
詩人・作詞家として活躍、「青い山脈」「王将」などを作った“西條八十” 氏
昭和のアイドルで、実力もありながら結婚を機に引退した“山口百恵” さん
野球界のスーパースター、プロ野球オリックスから大リーグへ、
今はヤンキースで活躍中のイチローこと“鈴木一郎” 選手



さいじょう やそ 氏 やまぐち ももえ さん すずき いちろう 選手
日本語の数の数え方です。音読み・訓読みなどありますが、古来のやまと言葉の数え方をひとつ。
やまとことばで、一から十までは、
「ひい・ふう・みい・よう・いつ・むう・なな・やあ・ここ・とお」ですね。
数え方としては「ひとつ・ふたつ・みっつ・よっつ・・・・・とお」もありですね。
これ時々一部が普通の生活の中に顔を出すんですね。
1から10までを普通に「イチ、ニ、サン、・・・」と言ってください。
次に反対に10から1に降りてきてください「ジュウ、キュウ、ハチ、・・・」ですね。
さて、上がるときと下がるときで言い方の違うものがありませんでしたか?
そう、普通に数えたら2つあったと思います。「4」と「7」です。
上りが「イチ、ニイ、サン、シイ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、キュウ、ジュウ」。
下りが「ジュウ、キュウ、ハチ、なな、ロク、ゴ、よん、サン、ニイ、イチ」。
この「よん」と「なな」が「やまとことば」なんですね。「よん」は「よう」から転じたものですね。
普段は、小さい数字からがほとんどですので、そのときはきちんと漢語の音で規則正しくいきます。
しかし、あまり使わない大きい数字からの時は、ちらっと出るんですね。
さて、では「十一」のことを「やまとことば」では何というでしょうか?
また「二十」のことは何というでしょうか?
定説はないそうなんですが、紀貫之が女の振りをして書いたとされる「土佐日記」にヒントがありました。
「二十一日(ニジュウイチニチ)」を
「二十日(はつか)あまり一日(ひとひ)の日」などと表現しているところがあります。
これからすると「十一」は
「十(とお)あまり一(ひと)」となりそうですね。
「とおあまりひと」って聞いたことあります?
ということは「十二」から先は「とおあまり・ふたつ、とおあまり・みっつ、とおあまり・よっつ、
・・・とおあまり・ここのつ」となるわけですね。
また「二十」は他の文献でも「はた」というのは結構出てきます。
これは今でも「二十歳(はたち)」「二十日(はつか)」としてお目にかかるところですね。
「二十」「三十」「四十」から先については
「はた、みそ、よそ、いそ、むそ、・・・ここのそ」となるようですね。
「三十」も「三十路(みそじ)」「三十日(みそか)」として使われています。
ちなみに、個数・人数・日数の、古語と現代語は次の通りです。
数 語根 個数(-つ) 人数(-たり) 日数(-うか)
古語 = 現代語 古語 = 現代語 古語 = 現代語
1 ひと ひとつ ひとつ ひとり ひとり ひとひ ひとひ
2 ふた ふたつ ふたつ ふたり ふたり ふつか ふつか
3 み みつ みっつ みたり みったり みか みっか
4 よ よつ よっつ よたり よったり よか よっか
5 いつ いつつ いつつ いつたり いつたり いつか いつか
6 む むつ むっつ むたり むたり むゆか むいか
7 なな ななつ ななつ ななたり ななたり なぬか なのか
8 や やつ やっつ やたり やたり やうか ようか
9 ここの ここのつ ここのつ ここのたり ここのたり ここぬか ここのか
10 と とを とお とたり とたり とをか とおか
20 はた はたち はたち はたたり はたたり はつか はつか
30 みそ みそぢ みそじ みそたり みそたり みそか みそか
32 個 = みそぢ あまり ふたつ
32 日 = みそか あまり ふつか
32 年 = みそとせ あまり ふたとせ となります。
伊勢神宮の前を流れる川は、“五十鈴川”(いすずがわ)ですね。
大きな数字ですと「百、千、万」を「もも、ち、よろず」と言ったものがあります。
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