Entries
日本全国に難読地名はありますが、私が生まれ育った京都にもやはりあります。

有名な「弥勒菩薩」さまがおられる「広隆寺」が建つ処。
「弥勒菩薩半跏思惟像」は、国宝第1号(彫刻の部)指定です。
『太秦』 = 【読み】 うずまさ

地名の由来は、渡来した豪族、秦氏は機織りの技術者集団で絹糸を大和朝廷に税として納める際に、この地に絹を「うず高く積んだ」ことから、朝廷より「禹豆満佐=うずまさ」の姓を与えられた。これを、拠点を意味する=「太」と「秦」氏の漢字表記をあてて「太秦」とした説が伝えられている。
※ 太秦の地名は大阪府寝屋川市にもあるが、これも京都同様の地名由来を持つと考えられている。
もう一つ、
『先斗町』 = 【読み】 ぽんとちょう

地名の由来は、ポルトガル語の「先」の意の ponto から、「先斗」をあてたとか、鴨川と高瀬川の2本の川に挟まれていることを、2枚の皮に挟まれている鼓にたとえ、鼓の「ポン」と鳴る音に掛けて、「ぽんと」となったという説。また、スペイン語の掛け金をゲームの最初だけ(さきばかり:漢字では「先斗」と表記)に全部かけるという意味のカルタ賭博用語が語源であるとする説など諸説あります。
京都市内にはこんな地名もあります。
『烏丸通り』 = 【読み】 からすまどおり
『御幸町通り』 = 【読み】 ごこまちどおり
※ 静岡市にあるのは、『御幸町』 = 【読み】 みゆきちょう
『御陵』 = 同じ表記でも、山科区は【読み】 みささぎ。西京区は【読み】 ごりょう。

『壬生』 = 【読み】 みぶ
『雲母坂』 = 【読み】 きららざか
『糺の森』 = 【読み】 ただすのもり
『化野』 = 【読み】 あだしの
『栂尾』 = 【読み】 とがのお
全部読めたら、かなりの “京都ツゥ-どすなぁ・・・”


有名な「弥勒菩薩」さまがおられる「広隆寺」が建つ処。
「弥勒菩薩半跏思惟像」は、国宝第1号(彫刻の部)指定です。
『太秦』 = 【読み】 うずまさ

地名の由来は、渡来した豪族、秦氏は機織りの技術者集団で絹糸を大和朝廷に税として納める際に、この地に絹を「うず高く積んだ」ことから、朝廷より「禹豆満佐=うずまさ」の姓を与えられた。これを、拠点を意味する=「太」と「秦」氏の漢字表記をあてて「太秦」とした説が伝えられている。
※ 太秦の地名は大阪府寝屋川市にもあるが、これも京都同様の地名由来を持つと考えられている。
もう一つ、
『先斗町』 = 【読み】 ぽんとちょう

地名の由来は、ポルトガル語の「先」の意の ponto から、「先斗」をあてたとか、鴨川と高瀬川の2本の川に挟まれていることを、2枚の皮に挟まれている鼓にたとえ、鼓の「ポン」と鳴る音に掛けて、「ぽんと」となったという説。また、スペイン語の掛け金をゲームの最初だけ(さきばかり:漢字では「先斗」と表記)に全部かけるという意味のカルタ賭博用語が語源であるとする説など諸説あります。
京都市内にはこんな地名もあります。
『烏丸通り』 = 【読み】 からすまどおり
『御幸町通り』 = 【読み】 ごこまちどおり
※ 静岡市にあるのは、『御幸町』 = 【読み】 みゆきちょう
『御陵』 = 同じ表記でも、山科区は【読み】 みささぎ。西京区は【読み】 ごりょう。

『壬生』 = 【読み】 みぶ
『雲母坂』 = 【読み】 きららざか
『糺の森』 = 【読み】 ただすのもり
『化野』 = 【読み】 あだしの
『栂尾』 = 【読み】 とがのお
全部読めたら、かなりの “京都ツゥ-どすなぁ・・・”

スポンサーサイト
[編集]
関連記事
八尾市の地名の謂れ(いわれ)ですが、
鶯(ウグイス)の尾羽根が八枚あったことから、と紹介しました。
第二の説は、
八尾の地には大昔、弓や矢を生産する部族が
多く集まっていて、出来上がった矢を背に
負い運ぶことが多かったことから、
「矢負い」が「矢尾」になり、「八尾」になった
という、いわれです。
第三の説として、
水路を大改修する前の、旧大和川がこの地を流れていて、
たびたび氾濫することから、洪水を防ぐ、堤を作る際に
数えきれないほど、「八百(ヤオ)」※〔たくさんの意〕の杭を
打ったことから転じて、『八尾』になったという
いわれもあります。
ちょっと、雑学。
※・「八百長(やおちょう)」= もと八百屋の長兵衛が碁敵の
相撲の年寄りとの勝ち負けを、調整したことから。
相撲や試合などで、前もってどちらが勝つかを
打ち合わせおいて、うわべだけ勝負を争うこと。
・「八百屋(やおや」= 野菜類の小売商。青物屋。
・「八百万(やおよろず)」= いちいち算(かぞ)えることが
出来ないほど数が多いこと。
鶯(ウグイス)の尾羽根が八枚あったことから、と紹介しました。
第二の説は、
八尾の地には大昔、弓や矢を生産する部族が
多く集まっていて、出来上がった矢を背に
負い運ぶことが多かったことから、
「矢負い」が「矢尾」になり、「八尾」になった
という、いわれです。
第三の説として、
水路を大改修する前の、旧大和川がこの地を流れていて、
たびたび氾濫することから、洪水を防ぐ、堤を作る際に
数えきれないほど、「八百(ヤオ)」※〔たくさんの意〕の杭を
打ったことから転じて、『八尾』になったという
いわれもあります。
ちょっと、雑学。
※・「八百長(やおちょう)」= もと八百屋の長兵衛が碁敵の
相撲の年寄りとの勝ち負けを、調整したことから。
相撲や試合などで、前もってどちらが勝つかを
打ち合わせおいて、うわべだけ勝負を争うこと。
・「八百屋(やおや」= 野菜類の小売商。青物屋。
・「八百万(やおよろず)」= いちいち算(かぞ)えることが
出来ないほど数が多いこと。
[編集]
関連記事
地名には、謂れ(いわれ)があって実におもしろい。
謂れ=いわれ、とは辞書を見ると
「起源や歴史に関する古くからの言い伝え」
と記してあります。
大阪府の東方に、八尾市があります。
諸説の中のひとつに、
その昔、この地に一羽の 鶯(ウグイス)が住んでいました。
その声はたいへん美しく、不思議なことに、
このウグイスには尾羽根が八枚もありました。
このことが評判になり、やがて誰からともなく
このウグイスが止まる木を「八尾木」と呼ぶようになり、
いつしかこの村を『八尾』と呼ぶようになった
と云われています。
そのほかにも、説はありますが次回のお楽しみ・・・。
謂れ=いわれ、とは辞書を見ると
「起源や歴史に関する古くからの言い伝え」
と記してあります。
大阪府の東方に、八尾市があります。
諸説の中のひとつに、
その昔、この地に一羽の 鶯(ウグイス)が住んでいました。
その声はたいへん美しく、不思議なことに、
このウグイスには尾羽根が八枚もありました。
このことが評判になり、やがて誰からともなく
このウグイスが止まる木を「八尾木」と呼ぶようになり、
いつしかこの村を『八尾』と呼ぶようになった
と云われています。
そのほかにも、説はありますが次回のお楽しみ・・・。
[編集]
関連記事